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公園で花火はやっていいのか?警察に捕まる?確認方法をまとめてみた

夏といえば、花火ですよね。

夏休みに家族や友達、カップルで花火をする機会もあると思います。

 

花火をやるなら自分の家の庭でやるのが一番ですが、マンションやアパートに住んでいるとなかなか難しいですよね。

どうしてもみんなで集まって花火をするなら、身近なある公園になると思います。

 

しかし、「みんなで使う公園で花火をやっていいのか?」このように思う人もいるかと思います。

警察に注意されて、せっかくの夏の思い出が台無しになったら嫌ですよね。

 

今回は、

  • 公園で花火をやっていいのか?
  • 警察に逮捕されてしまうのか?
  • 花火ができる公園をどうやって見極めるのか?

についてまとめていきます。

 

公園で手持ち花火ってやっていいの?

結論からいうと、公園で花火をしていいかどうかは、場所や地域に異なります。

公園の利用ルールは、都市公園法によって定められているからです。

 

第二条の二 都市公園は、次条の規定によりその管理をすることとなる者が、当該都市公園の供用を開始するに当たり都市公園の区域その他政令で定める事項を公告することにより設置されるものとする。
(都市公園の管理)
第二条の三 都市公園の管理は、地方公共団体の設置に係る都市公園にあつては当該地方公共団体が、国の設置に係る都市公園にあつては国土交通大臣が行う。
(都市公園の設置基準)

要するに、公園は設置する団体が管理していて、そのルールにしたがって利用する必要があるということ。

 

東京の場合だと、大部分で公園での火気の使用は禁止されています。

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ただし、手持ち花火や線香花火は例外としてOKの場合が多いです。

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小さな公園だと、親子や友達で手持ち花火や線香花火をする光景が見られますが、節度を守ればそれくらいは問題ない場合がほとんどかと。

 

気をつけなければならないのは、ロケット花火や打ち上げ花火、置き型花火、爆竹などです。(火薬類取締法施行規則第1条の5第1号イに規定)

これらは、周りに危害が及ぶ危険性があるため、禁止されていることが多いです。

 

たまに、独自のルールで花火が禁止されている公園では、看板や張り紙などで警告が提示されています。

一部花火が禁止されてるエリアもたまにあるので、看板や張り紙があった場合は一度確認してみてください。

 

公園のルールの確認方法

「本当に花火をやっていいのか?」「警察に通報されたりしないか?」

このように思う人もいると思います。

 

不安な場合は、公園の管理局、もしくは各地域のホームページを確認しましょう。

基本的には以下の手順で確認できます。

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  • 公園の名前で検索>ホームページに記載のある団体(電話番号)に連絡
  • 地域のホームページを確認し、気になる場合は電話する(例:横浜市 公園 花火)

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今回は横浜市を例に一部調べ方を説明していきます。

ホームページを確認する

まずは、「横浜市 公園 花火」と検索しホームページを確認する。

「お問い合わせ」の電話番号を確認する

横浜市のホームページを確認すると、基本的には市販の子ども用花火などは可能ですが、ロケット花火をはじめとする打ち上げ花火やバクチクなど、他人に危害が及ぶ可能性のあるもの禁止。

また一部公園では、禁止のエリアがあるそうです。

その場合は看板で禁止の旨を掲示しているとのこと。

 

どのサイトでも下記に必ずお問い合わせ先の電話番号が記載されています。

もしどうしても不安な人は直接電話し、確認してみてください。

 

『各公園緑地事務所、各区の土木事務所』をクリックすると、各公園のお問い合わせ番号が記載されていますので、そちらも合わせて確認して見るとよいでしょう。

他の地域の公園で花火はできるか?一部紹介

他の公園で花火はできるのか、一部調べてみました。

 

川崎市

Q:公園で花火はできますか

A:市販の手持ち花火などは周囲に迷惑のかからない範囲で可能ですが、ロケット花火をはじめとする打ち上げ花火やバクチクなど、他人に危害が及ぶ可能性のあるものは禁止しています。また、手持ち花火などをする場合は、必ず水の入ったバケツを用意してください。花火をしながら騒いだり、ごみを散らかしたりすると、近隣や他の利用者に迷惑ですので、ご遠慮ください。なお、地域によっては花火自体を禁止している公園もありますので、詳細については現場を管理している各区役所道路公園センターに御確認ください。

引用元:川崎市

 

中央区

Q:公園での花火は可能ですか

A:原則として、公園内では火の使用は禁止しておりますが、手持ち花火(線香花火など)をご家族などで公園で行うことについては可能です。(例外として、高速の下の公園については、煙が首都高速道路上に上がってしまうと危険なため禁止としています)

(注意事項)

  • ロケット花火、打ち上げ花火など発射する花火・音の出る花火は近隣や他の利用者に迷惑となる恐れがあるため禁止です。
  • 花火を行う場所については、火が燃え移る可能性のある場所(芝生地、植栽付近、施設付近)を避けてください。
  • 水を張ったバケツの準備、火の始末、ごみの持ち帰りにご協力ください。
  • 公園周辺には住宅も多いため、夜遅くまでの利用は避け、また大人数での花火はお控えいただき、近隣や他の利用者に迷惑にならないよう気を付けてご利用ください。

引用元:中央区

 

名古屋市

Q:公園で花火はできますか。 【公園利用】

A:公園内での花火の使用については、手持ち花火程度で、周辺住民の方、他の公園利用者に迷惑をかけない程度での利用はできますが、次のことを特に注意してご利用ください。

○小型打ち上げ花火・ロケット花火・爆竹など危険性・騒音苦情が予見されるものは禁止です。
○花火使用中の安全に注意し、水の入ったバケツを用意するなどしてご利用ください。
○火の始末と花火を使用した後の片づけをきちんと行ってください。
なお、周辺住民からの苦情等により一部、花火を禁止している区域もあります。その場合は現地に看板を立ててありますので、ご確認くださいますようお願いします。

引用元:名古屋市

 

手持ち花火や線香花火はOK。

打ち上げ花火・ロケット花火・爆竹はNG。

このような場所が多いようです。

近隣の迷惑ならないよう節度を守って楽しみましょう。

 

警察に通報される場合もある

公園で花火をしても良いルールでも、近隣の迷惑になるほど花火の音や話声があまりにもうるさい場合は騒音として通報される可能性があります。

しっかりと節度とマナーを守れば何の問題もありません。

深夜帯の花火は特に注意が必要です。

 

公園で花火をする時に気をつけること

公園で花火を楽しむために最低以下の4つは守りましょう。

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  • 水とバケツを用意する
  • 騒音に気をつける
  • 草が生えている場所はできるだけ避ける
  • 必ずゴミは持ち帰る

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水とバケツを用意する

必ず水とバケツを用意し、使用した花火は水が入ったバケツに入れましょう。

そのままに放置しておくと、最悪火事になってしまうかもしれません。

水とバケツ。外で花火をするならこの2つは必須アイテムになります。

騒音に気をつける

花火をしていると楽しくなってつい大声で話したり、叫んでしまうこともあるかもしれません。

しかしあまり大きな声で騒ぐと、近隣の迷惑になってしまします。

実際通報されたケースもあるようです。

多少の声はしょうがないかもしれませんが、騒音にならないように注意しましょう。

草が生えている場所はできるだけ避ける

草や木が生えている場所はできるだけ避けると安全です。

人に向けるなんて言語道断。

周りに燃えやすいものがないかチェックしましょう。

必ずゴミは持ち帰る

使用した花火はしっかり火が消えていることを確認して、必ずゴミとして持ち帰りましょう。

あまり前のことですよね。

 

そのまま放置すれば、火が残っていた最悪火事になってしまうおそれもあります。

ゴミをそのまま放置すれば、自治体も黙っておらず、公園での花火が禁止になってしまうかも。

 

楽しんだ後は、後始末もする。

あまり前のマナーなので、しっかり守るようにしましょう。

 

まとめ

「公園での花火はしてもいいのか?」についてまとめてみました。

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 花火をしていいかは公園によって異なる
  • 火気の使用は禁止だが、例外として手持ち花火や線香花火はOKなところが多い。
  • ロケット花火や打ち上げ花火、爆竹などは周りに危害が及び危険性があるため基本的にNGの場所が多い
  • 花火がOKな公園でも、大きな声を出すと騒音となってしまい、通報されることもため気をつける

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花火をしているとテンション上がってしまうかもしれませんが、節度やマナーを守って楽しむようにしましょう。

また使用した花火はバケツの水に浸して、火が消えていることを確認してから、放置せず持ち帰るようにしましょう。